※ Woopi バージョン
※ ワンクリック詐欺業者がサイトの作り替えをしたようです。
● ワンクリック詐欺誘導ブログから「画像を見る」などのリンクをクリックすると「Woopi」という動画サイトもどきの画面に飛ばされます。
（YouTubeが有名になったので、比較的知名度が低い動画サイトを使うようになったらしい。元ネタは「Woopie」。しかもロゴをほとんど無断使用しているので、動画サイトに通報したら訴訟ものではないかと思うのですが。）
● 画面をクリックすると、次のようなメッセージがでます。
●「OK」をクリックすると、さらに次のようなメッセージがでます。
● 一見すると、前のメッセージと同じに見えますが、赤線部分に注意してください。「アダルト情報を含むコンテンツになっており18歳未満には参照出来ません」部分が「アダルト情報を含むコンテンツになっており80000円の料金がかかります。」に差し替えられています。ここでうっかり「OK」を押すと・・
●「お前の情報はつかんだから、金払え！」と言う画面に切り替わります。
・参考記事：IPって何？
● 続いてご丁寧にこちらが引っかかった、詐欺の手口の説明をしてくれます。
●「金の振込先は電話で言うから電話しろ！」というメッセージがでます。そちらがまっとうな商売しているのなら、支払先の口座番号を記載してあるのが当たり前なのですが、言っている事が矛盾していませんか？（笑）
●「お支払い期限を過ぎてもお支払いの無い場合、下記情報を元に自宅や勤務先へ直接請求させて頂く可能性がございます。その際に当番組管理部より延滞金、損害金を加算して ご自宅、ご実家勤務先などに直接 請求される場合がありますので期日の方、お忘れないようにお願い致します」ほとんど闇金の取り立てと同じ脅し文句ですね。
「支払い期限を過ぎても入金確認が出来ない場合、未払い状態が続きますと各プロバイダー会社に対し法的な手段を経て情報開示を求める事により情報を把握する事が出来ます。」
↑それを言うなら、まずサイト上にそちらの入金先を明記するのが筋だと思うのですが。明記出来ないという事は後ろ暗い事をしている自覚があると言う事ですか？
それと「プロバイダーに情報開示」って、「ワンクリック詐欺をやっているのだが、お金を払わない極悪人がいるので、個人情報開示してくれ」とでも言うつもりなのでしょうか？
・参考記事：特定商取引法第１４条について
最後にブラウザのウインドウを閉じるボタンを押すと、次のようなメッセージが出ます。（これは、結構心臓に悪いです。）
● これはかなり手が込んでいてしつこいですね。（しかも悪質かつ陰湿！）
まず脅し文句の元となるIPですが、警察やプロバイダに「ワンクリック詐欺をやっているのだが、お金を払わない極悪人が不正アクセスしてきたから、相手の個人情報渡してくれ！」とでも言うつもりでしょうか？間違いなくワンクリ業者の方が捕まるでしょうね。しかも警察や消費者センターに被害届を出すというのだから笑えます。普通逆の立場だと思うのですが。
そんな訳で、IPや接続元のプロバイダ名、OSやブラウザの種類が分かったところで、ワンクリ詐欺業者は手も足も出す事は出来ません。相手はこちらがびびって電話をかけたりコンタクトを取るのをひたすら待っているのです。
ですのでこちらが何もしなければ、ワンクリ詐欺業者は何もすることは出来ません。無視して放置するのが最善の選択です。
【要注意】Windowsマシンで「paradise-fish」に入場した場合、高確率でウイルス感染の危険があります。
詳しい内容については不明ですが、どうもスパイウエアと他のウイルスを引き込むウイルスを感染させるようです。放置するとこちらの個人情報を抜かれたりする危険があるので、「paradise-fish」に引っかかった場合、必ずウイルスチェックをしてください。（これは他のワンクリック詐欺サイトに引っかかった場合でも同様ですが。）
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