結論から先に言えば、何もしないでください。
それと相手は「詐欺師(犯罪者)」
だという事を認識してください。
それと相手は「詐欺師(犯罪者)」
だという事を認識してください。
焦ってあがけばあがくほど、詐欺業者の術中にはまることになります。そういった訳で以下の事はやってはいけません。
1.お金を振り込む・郵送する。
当然のことですが、業者はこれが目的なのでお金を払ってはいけません。(後で警察に駆け込んでも、お金の回収はほぼ不可能に近いと思います。)
特に郵送の方は、お金の他に個人情報を相手に渡してしまうことになります。この場合あなたの個人情報が「カモリスト」として架空請求詐欺グループ間で取引されて、その後二重・三重の架空請求に悩まされる可能性大です。
● 参考記事:特定商取引法第14条について
2.相手にコンタクトをとってはいけません。
「間違って登録してしまったから解除してくれ」などと、相手に電話したりすると、解約料を振り込まされたり、こちらの個人情報を根掘り葉掘り聞き出しに来ます。(これも「カモリスト」登録されて、業者間に出回る結果となります。)
ネット検索かけたら、わざと業者にワン切りして出てきた業者をおちょくったという「剛の者」がいましたが、これも電話番号という個人情報を相手に渡してしまうことになるので、絶対やめてください。(後で「振り込め詐欺」が来る危険があります。)
ちなみにこちらのIPを知るのは比較的簡単ですが、IPを元にこちらの個人情報を知るのは、ほぼ不可能です。詐欺業者はIPを元にプロバイダから個人情報を聞き出すと脅しをかけてきますが、警察からの正式な要求でもない限りプロバイダが個人の情報をこのような胡散臭い業者に流すことはありません。
ただし会社や学校などの専用サーバから接続した場合は、グローバルIPからの接続になるので、後で恥をかくことになるかも知れません。
● 参考記事:IPって何?
● やっておいた方が良いこと
ワンクリック詐欺に限らず、コメントスパム・トラックバックスパムについてくるURLをクリックした場合、高確率でウイルス感染の危険性があります。(※キーロガー:こちらのキー入力を記憶して、クラッカーに送りつける。IDやパスワード、クレジット番号など、個人情報を盗むのに使われる。※ボットウイルス:こちらのPCをクラッカーが乗っ取って、業者のスパムを送るのに使われたり、DoS攻撃の踏み台にされてしまう。など)
間違ってクリックしてしまった場合、念のためウイルスチェックをすることをおすすめします。(こういう事もあるので、興味本位でスパムのURLはクリックしてはいけません。)
● やらないとまずいこと
万一相手にこちらの個人情報が漏れて、正式に裁判をおこされて裁判所から出廷命令が来た場合、出廷をしないと敗訴になり、(どんなに不当な場合でも)相手のいいなりの金額を払う義務が正式に生じることになります。
ですので、裁判所からの正式な出廷要求だけは無視してはいけません。